街頭演説を行いました。

10月29日 安倍川駅駅頭の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

安倍総理は、憲法9条改正について「自衛隊がかわいそうだから」変えると言っています。これは大きな嘘だと私は思います。本来語られるべきは憲法9条ではありません。日本の安全保障の在り方です。どうやって今の平和な日本という国をこれからも維持していくのか。どうしたら戦争のない世界を維持できるのか。それこそが問題なのです。そのことについてきちんと議論をせずに憲法だけ変えるなどというのはとんでもないことです。

時代は大きな変化を迎えようとしています。中国というスーパーパワーが身近に誕生している。韓国と北朝鮮の状況も流動的になっている。こうした中で戦後75年を経た今、日本の平和を守るためにどういった安全保障が必要なのか。そういうことが正面から議論されるべきだと思いますし、その延長線上にこそ憲法9条改正の問題が出てくるべきなのです。

日米安保体制を堅持し、アメリカ軍の補完戦力として自衛隊を世界に出ていくように変えていくのか。それとも今のように専守防衛を堅持しつつ、東南アジア、中国、韓国、北朝鮮といった隣国と仲良く協調した世界を作っていくのか。私は色々な在り方があると思います。憲法9条改正の問題は日本の安全保障をどう確保していくのかという、本音の議論の果てにこそあるのであって、自衛隊がかわいそうであるとかいう浅い議論で行われるべきことではないのです。