街頭演説を行いました。

1030日 呉服町スクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

これから2050年に向けて人口は9000万人台に落ち込んでいきます。ちょうど静岡市一個分くらいの人口が日本から消えていくことになります。

一方で社会保障費は年々増えています。ベビーブーム世代とそれに続く世代が65歳以上に突入していくからです。今は高齢者の割合は人口の3割ですが、これが2050年には4割に増え、働く人の割合が今の6割から5割に減っていく。つまり日本は支えられる側の比率が増え、支える側の比率が減っていくという非常に難しい時代を迎えることになるわけです。

問題はこの大きな変化をどうやってみんなで支えていくかということです。今のようにこれをすべて借金で賄うというやり方は非常に大きな問題です。若い人の将来に負担ばかりを押し付けることになる。そして若い人達は、自分が年齢を経たときには社会保障が崩れているのではないか、払い損になってしまうのではないか、そんな大きな不安感の中で日々を過ごしていくことになってしまう。

今ならばまだ間に合います。2050年までまだ30年ある。今の内に、将来のこの大きな人口構成の変化を見据えて、どのように今の優れた社会保障制度を支えていくのか。正面から議論すべき時期にきています。