街頭演説を行いました。

97日(火)この日は東急スクエアの一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

 新型コロナには年代別の特徴があります。

 重篤化するのは主に70歳以上の高齢者の方。一方で10代や20代で重症化することはほとんどありません。厚労省発表の91日の最新データでも、10代以下の重症者数は0人。そして死亡者はいまだかつて1人もいません。

 子ども達にとってみればインフルエンザのほうがよほど怖い病気です。しかし、インフルエンザでは何の対策もしないのに、新型コロナでは「子ども達のために」みたいなことを言って、子ども達、あるいは若い人の行動を制限するようなやり方が続いている。これは完全に大人の都合です。大人の「やったふり」のために、10代、20代の方の権利、そして自由が踏みにじられている。

 どこかでもうこの対策は転換しなければなりません。

 

 そもそも、今の対策が本当に効果があるのでしょうか。

 例えば「人流の抑制」。人流抑制といいながら、朝晩の満員電車は放置されています。そしてその一方で、東京などでは都立公園や動物園といった、開放的な施設を閉鎖している。

 また、ホテル療養では狭いビジネスホテルの一室に閉じ込められ、外にも出られず、日光も浴びることができない。ストレスは感染症に対する抵抗力を弱めます。日光を浴びられなければ免疫力を高めるビタミンDも生成されません。こんなやり方では症状を悪化させてしまうだけです。

 そして、東京都でずっと続いている緊急事態宣言やまん延防止措置。これらは飲食店や若者たちを痛めつけるばかりで何の効果もないことは今の状況を見れば明らかです。

 こんな的外れな、相反するような対策ばかり続けていて、感染がおさまるわけもありません。

 

 日本以外の先進各国では、コロナを人為的に抑制するのはほぼ不可能ということを悟り、すでに対策を転換し、次の段階に進んでいます。それなのに日本だけが、いつまでたっても「ゼロコロナ」「感染拡大の防止」などという、できもしない夢を追い続けている。

 

 今必要な対策は、ゼロコロナを目指す事ではありません。まっさきに行われるべきなのは医療体制の拡大です。

 今、日本では、一部のお医者さんだけにものすごい負担がかかっています。しかし、一般の開業医や病院は、コロナはやっかいだからと無視を決め込んでいる。そして、自民党も有力野党も、自分達を支持してくれる医療団体、あるいは年間数億円も寄付してくれる医師会に対しては物が言いにくい。だから、医療には手を付けません。

 そして、その代わりに、代弁してくれる人が誰もおらず族議員もいない飲食業や、投票率が低い、あるいは下手をすると選挙権のない若者たちにばかりしわ寄せがいく。

 そんな対策はおかしい。私はそのことを誰かが声を大にして言っていかなければならないと思いっています。しかしほかに誰もいう人がいない。ですから私は、これからも、若者たちのため、飲食店の皆さんのため、弱い立場に立つ人のため、そして今の不合理な政策を正すために、発信、政府への提言を続けていきます。