厚生労働委員会で質疑を行いました。

1127日(水) 厚生労働委員会で質疑を行いました。

 ここのところ、わが国でも新型コロナの感染者数、重症者数が増加しつつあります。それでも欧米に比べると感染者数、重症者数、死亡者数のいずれも、対ヨーロッパでは1020分の1、対アメリカでは300分の1と、比較的良好にコントロールされているように見えます。一方、わが国の医療体制を欧米と比べてみると、病床数は欧米よりも日本の方が充実しています。それなのに、日本医師会会長をはじめ、現場の医師の方々は、欧米に比べてはるかに少ない患者数であるにも関わらず、医療崩壊の危機であると叫ばれている。それは一体なぜなのでしょうか。

医療体制強靱化は、短期的にも中長期的にも今のウイズコロナの時代の国家的課題であることは間違いありません。わが国の医療体制が欧米と比べて脆弱と言われる、その原因は一体どこにあるのか。医師や看護師など医療従事者の数の問題、各都道府県ごとに縦割りにされ、協力体制が整っていないことの問題点など、欧米の例なども示し、打開策についてのお考えを厚労大臣に問いました。

また、最後は時間切れで駆け足になってしまいましたが、診断と治療、PCR検査の位置づけについて、新型インフルエンザ等対策有識者会議のメンバーである尾身茂先生にご意見を伺いました。

 この質疑は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ20201127日 厚生労働委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。 

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