財務金融委員会で質疑を行いました

本日、財務金融委員会で質疑を行いました。

今、日銀が国債を買い支えることにより、コロナによる莫大な経済被害を支えることは是非とも必要なことであり、私も賛成です。

憲法により制約されているドイツでさえも、これについては国がコントロールしえない緊急事態として、憲法における例外として財政支出を行っています。

ただし、ドイツと異なり、憲法もしくは法律上の制約がない日本では、いわゆるMMTなどの考え方によるポピュリズム的な放漫財政に対する指向が強まる恐れがあります。

本日の質疑では、この点について黒田日銀総裁に正面から問いただしたところ、黒田総裁がおそらくは初めて、はっきりと「国債の無制限購入によるインフレは絶対に起こさない」と明言されました。これは政治や市場に対する大変強いメッセージであり公約であると考えています。

なお、黒田総裁のこの発言は、ロイターの記事でも取り上げられています。