街頭演説を行いました

4月9日(火)静岡駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。

先日の北海道知事選では、夕張市の市長を務めていた方が当選されました。この方はもともと、赤字財政になった夕張市に東京著が出向させていた若い職員でした。当時の夕張市は市営住宅が雨漏りをしても修繕すらできない、直すお金がない、そんな状態でした。この方は、そんな夕張市の惨状に、市長の給与は25万円でいいといって飛び込んだ勇気のある方です。
日本では、地方自治体に赤字を許しません。赤字になっても借金で賄うことを許さない。夕張市のように住民サービスが低下したとしても、仕方がないといって放置です。しかし、「国」だけは違います。赤字になれば国債を発行して不足分を賄うことができる。そしてその額は今年1000兆円にも達しようとしているのです。実は日本の財政も本来は夕張市と同じ状況なのです。
日本という国の限りある資源の中で何を優先していくのか、真剣な選別、議論を行うべきときに来ています。皆さんにも、今のうちに日本の直面している厳しい現実をみつめ、それをどう解決していくべきか一緒に考えていただきたいと思っています。