街頭演説を行いました

2月22日(金)東静岡駅にて街頭演説を行いました。
今、身の回りの色々なものが少しずつ値上がりしています。その一因は原材料費の値上がりにあります。原材料費がなぜ値上がりするのか、それは円が安くなっているからです。かつて1ドル75円だったものが、今、110円にまで落ちています。当然輸入物価はその分あがります。なぜ円安が進んでいるのか。それは、毎年足りない分の国家予算について、国が国債を発行し、それを日銀がお札を刷って買い取っている、つまり円の発行量が増えているからです。このように、私達の生活を少しずつ苦しくさせながら、今の政府はお金もないのにあちらにもこちらにも予算を配り、「政府は色んなところに配慮していますよ、保育所も無償化しますよ」というようなことばかり言っています。
しかしこの保育所の無償化、その真の狙いは、少子化を放っておいて何の手当もしてこなかったので人手が足りず、子育て中のお母さんにも子供を保育所に預けて働いてもらおうというところにあります。これが「一億総活躍社会」という言葉の正体です。あるいは、「いくつになっても学び働ける社会を」「全世代型社会保障」などという美辞麗句を並べていますが、その本当の姿は、お年寄りになっても楽隠居は許さない、死ぬまで働いてもらいますよ、という社会です。
こんな言葉の誤魔化しはもうたくさんです。自分の政策目的について正面から語る正直な政治。一部の企業や利益団体のことだけではなく全国民のことを考える政治。そういう政治こそ今求められているのです。
マスコミは政治の真実の姿を報道もしないし批判もしません。今、政治をかえなければ、日本の国の未来や若い人達の未来は損なわれてしまいます。是非皆さんには政治に関心を持っていただきたい。そして一緒に政治を変えていきましょう。