厚生労働委員会で質疑を行いました。

5月19日(水) 厚生労働委員会でB型肝炎特措法に関する質疑を行いました。

 

なぜB型肝炎に感染した方に国が補償をするということになったのか。それは、集団予防接種の際に注射器を連続使用することで肝炎ウイルスの感染が広がることを認識していたにも関わらず、国がこれを漫然と放置していたためです。そしてなんと昭和63年までこの怠慢は続いていました。

問題は厚生労働省がこういった放置を繰り返しているところです。C型肝炎や薬害エイズの問題もそうです。

やれることがあるとわかっていながら放置する構図は、今回のコロナ問題でも同じです。

都道府県をまたいだ患者の移送といったとりうる対応があるにもかかわらず、それを行わないから医療逼迫が起こり、持病のない20代が放置されて亡くなっている。

今すぐに自治体間の患者の移送システムを作ってほしいということを改めて厚労大臣に強く申し入れました。

しかし大臣の答弁は残念ながらできない言い訳を並べ立てるだけ。非常に消極的であったばかりか、真実性すら疑わしいものでした。

 

本日の質疑の様子は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ2021519日 厚生労働委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。