7/15後援会★活動報告

7月15日(土)に、青山まさゆき国民サイド代表就任記念講演会を開催いたしました。地質学者の塩坂邦雄氏をお迎えし「地質から読み解く本当の危険と安全」という題目で、私たちの住む地域がどのような危険にさらされているかを解説していただきました。お話を簡単に紹介します。
今の5大陸はもともと一つの大陸でした。それが5億年前に太平洋スーパープルーム(巨大なマントル対流)の働きで今のように分かれ、その後、日本列島がユーラシア大陸から分離して二つに割れました。割れたのは今の関東平野の辺りで、そこは海の底だったのです。やがて今の日本列島のような姿になったのですが、その西端が糸魚川静岡フォッサマグナと呼ばれています。近時塩坂氏がこの糸魚川静岡フォッサマグナに沿った大断層の一部が清水区の山中に露頭していることを発見し、メディアでも注目を浴びました。

 次に青山まさゆきが、浜岡原発の敷地は活断層の巣であったというショッキングな報告をさせていただきました。これは青山を中心とした浜岡原発廃炉弁護団と塩坂氏が共同で浜岡原発周辺の地質を調査し、また、中部電力が原子力規制委員会に提出した資料を基に解析した新事実です。浜岡原発周辺は、南海トラフの巨大地震の原因となるプレートの沈みこみにより褶曲構造という地殻変動が現在進行形で起きています。これにより、南北方向の活断層が数多く形成されているのが御前崎付近の地質の特徴です。この褶曲構造の軸がなんと浜岡原発の敷地内を通っており、これによって形成された活断層が4・5号機の直下にあることが中電の資料にも記載されていたのです。
 このような地質に関係する講演が行われ、後半には静岡市にお住まいの方の身近な関心事である各地域の地盤の安心度についても話が及びました。
今後もこのような皆様のお役に立ち、また知的好奇心を掻き立てる講演会を企画していきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
講演の様子はYouTubeにアップしてありますので是非ご覧ください★
動画はコチラからご覧になれます→https://www.youtube.com/watch?v=qWdE4azTKfU&t=721s
               https://www.youtube.com/watch?v=CMYS18EuD44&t=739s