厚生労働委員会で質疑を行いました。

915日(水)厚生労働委員会の閉会中審査で質疑を行いました。

 

 まず最初は新型コロナ病床補助金の問題について。

 これは、医療機関が新型コロナ患者の受入れを表明すると、1病床あたり最大1950万円の補助金が支払われるというもので、その予算規模は2,693億円という大規模な事業です。ところが東京などでは、補助金を受け取りながらコロナ患者の受入れをしていない医療機関があることが問題となっています。

 まず、この点について、会計検査院に対し、過去の類似した事例ではどのような指摘となったかを確認し、この事業の建付け自体に甘いところがあるため、事後的な検査をしっかり行っていただきたい旨を申し入れました。

 その上で、補助金を受け取っている医療機関のコロナ患者受入れ状況の実態調査について、厚生労働省が「厚労省は調査していないしやる予定もない。東京都がやると聞いているがいつやるかも把握していない。」としていることについて、田村大臣に見解を問いました。

 田村厚労大臣は、まずは都道府県の調査を待った上でということにはなるが、長期間コロナ患者を受け入れてないようなケースは補助金の意図に反しているものであるから、きちんと対処していくと述べられました。

 

 次にわが国の新型コロナ感染症の現状とこれからの対策について。

1 日本におけるコロナの致死率が急低下していること

2 ワクチンで日本に先行しているイスラエルやスコットランドにおける感染の状況

3 東京都の人流と感染者の増減が逆相関になっていること

を示し、今後の対策をゼロベースで見直すべきではないかということについて、尾身会長と田村大臣の見解を伺いました。

 

 この質疑のもようはYoutube青山まさゆきチャンネルでご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。