本日6月1日(火)は科学技術・イノベーション推進特別委員会で、日本の半導体産業を取り巻く問題について参考人質疑を行いました。
わが国の半導体産業が市場を席巻していたのはメモリ半導体の分野であり、付加価値も値段も高いロジック半導体は、インテルやAMD、NVIDIAに常に遅れをとってきました。
漠然と「半導体産業をどうにかしよう」と言っても、2020年の研究開発費が129億ドルとも言われるインテルをはじめとする海外各社に追いつけるレベルでは到底ありません。
一方で、最先端のトップ企業であっても、日本の産業なしには進められない状況もあるとの参考人からのご意見もありました。
政府として何をやっていくべきなのかをきちんと見据えていかなければ、逆に邪魔するようなことにもなりかねません。この点政府はどういった政策をとるべきなのか、逆にとるべきでない政策はどういうものか。また台湾の半導体製造企業であるTSMCの強さの理由等について湯之上隆参考人(微細加工研究所所長)のご意見を伺いました。
この質疑のもようは衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ(2021年6月1日 科学技術特別委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。