厚生労働委員会で質疑を行いました。

4月2日(金)厚生労働委員会で質疑を行い、新型コロナ対策分科会の尾身会長と、疫学的感染防止対策や高齢者施設対策について議論を行いました。

 

昨年3月、新型コロナウィルスとの戦いは「医療システムを守る戦い」であるとドイツのメルケル首相は国民に向けた演説で述べました。これは尾身会長も私も共通の認識。

ではその医療システムをどう守るのか。その近道は重症者を減らすことです。

新型コロナ陽性者に関する様々なデータを分析すると、重症化される方は圧倒的に高齢者の方が多いということがわかっています。また、大阪府の1月からのクラスター分析では高齢者施設と医療機関を併せて70%を占めていることなどからも、飲食店よりも高齢者施設や医療機関での感染防止策を徹底すべきではないかということをまず指摘しました。

 

また、今は時短営業や緊急事態宣言など、飲食店をはじめとした国民全体に制限を課すような対策がとられています。しかし、それよりも前に、高齢者施設や医療機関で従事者や入所者に毎日抗原検査を行うことで感染を抑えるといった対策をとることが有効なのではという点について、尾身会長のご意見を伺いました。

 

そのほかこれに関連し、高齢者施設での抗原検査の頻度の把握状況や、データ解析の必要性についての認識などについて問いました。

 

今日の質疑の様子は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ(202142日 厚生労働委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。