HPV(子宮頸がん)ワクチン被害に関する集会に出席しました。

 今日は「HPVワクチン薬害訴訟弁護団」が参議院議員会館で催されたたHPV(子宮頸がん)ワクチン被害についての集会に参加させていただきました。

 医療事故や予防接種禍B型肝炎、MTBI(軽度脳外傷)などの被害回復に弁護士として取り組んできた私にとって、この問題は発生当初から注目してきました。HPVワクチンを接種後、主として10代の少女らが神経症状を主体とする重い副反応に苦しんでおられるのです。

 結果と原因を結びつける因果関係が未だ解明されていないため、国や製薬会社はワクチン接種が重い副反応の原因であることを正面から認めていません。心因性という、ゴミ箱的診断に逃げ込もうとしているのです。しかし、同じようなことはギランバレー症候群やMTBIでも起きており、医学がその関係性を解明出来ていないだけであると思料しています。そう遠くない将来には機序も解明されてくるものと考えています。

 遺伝子型が異なるためすべての子宮頸がんを防ぐことが出来ない(有効なのは全体の50%)ことがわかっている現在のワクチンと、希にではあるが発症する重い副反応は、比較考量しなければならない問題です。被害者の方への正当な補償がなされること、また治療法が開発されることを応援していきたいと考えています。