11月18日 厚生労働委員会で質疑を行いました。

11月18日(水)厚生労働委員会で質疑を行いました。

 

この日はまず「予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案」の質疑が行われ、採決の後、一般質疑が行われました。

法案質疑ではまず、重症者・死亡者がほとんど出ていない若年層に対する新型コロナワクチンの接種について、治験が行われていないこともふまえ、慎重に検討すべきである点を改めて指摘しました。また、GOTOキャペーンによって旅行や外食が許容されている中、大人よりもリスクが低い20代未満の若者に修学旅行の中止やインターハイ、甲子園の中止などといった過剰な感染防止対策を押し付けることの是非について問いました。

さらに、10月下旬、首都圏に住む30代の方が新型コロナに感染し、高熱が続き保健所等に問い合わせたもののほぼ何の対応もされず、病院での診察も受けられないままたらい回しのような状況に陥ったという例を紹介しました。この方は結局、藁をもつかむ思いで電話をかけた総合病院の医師の機転により受診が叶ったものの、血栓もみつかるなど極めて危険な状態でした。ゴールデンウィーク前後にはこういった例がよく聞かれましたが、10月下旬になってもこういった病院へのアクセス障害が発生していることについて、早急に改善していただけるようにと申し入れました。

 

その後の一般質疑では、社会保障費の問題について質問を行いました。高齢者層の増大に伴い、我が国の社会保障関係費は年々増大しています。今後30年をかけて今よりも高齢者層が増大し、勤労者世代の人口が減少していく中、社会保障制度の維持をどのようにお考えかについて大臣の考えを問いました。

 

この質疑は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ20201118日 厚生労働委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。

 

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