財務金融委員会で質疑を行いました。

 本日、財務金融委員会で、質問の機会をいただき、消費税について麻生大臣と議論しました。質問順が最後であったため、用意した質問が先の委員とほぼかぶってしまい、しかも時間が15分だったので、修正が大変でしたがこれも経験です。
 お陰でかなり緊張してしまいました。
 肝心の中身をご紹介すると、消費税率上げに反対している方たちが忘れている事実、消費税率アップによる増収分が幼児教育無償化(関連も入れて毎年4000億円)に充てられる予定であるということ。税金が高くなるのはもちろん大変ですが、日本の未来を考えてみても、また、働き手が一人でも欲しい現状をみても、個人の幸福追求という観点からも現代的な社会保障政策であることに異論はないと思います。サービスと負担は天秤の両側。どちらかだけが傾いて成り立つものではありません。
 そして、赤字国債という甘い罠に頼るのは、未来への無責任。10月1日の消費税率上げは、そして歳出先が決まっている以上、法律通り実施すべきです。また「リーマンショック級が起こらない限り予定通り実施」の「リーマンショック」は100年、50年に一度の出来事であり、通常みられる景気循環の下降局面とは訳が違います。「消費税凍結」あるいは「消費税撤廃」を言うのは簡単ですし、目先の利益になるかもしれませんが、その先にあるのは財政破綻、そして果てしない円安で国民が苦しむ姿です。その観点から、麻生大臣に、社会保障を永続させていくためにも決めたことはしっかり実行し、ポピュリズムから日本の未来を守る責任感を担当大臣として持つよう迫りました。
 本質疑の模様は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリからご覧いただけます。