街頭演説を行いました!

 私は弁護士を30年ほどやってきましたから、奨学金とか教育ローンで破産をしたり、個人再生手続きをしたり、親御さんも連帯保証人になっているから一緒に破産したりしなきゃいけない、そういう残念な例をいっぱい見てきました。

 そういう政治はだめなんです。

 今一番しなきゃいけないのは若い人への投資です。若い人がどんどん自分の可能性を追求できる、お金の心配なく可能性を追求できるような社会にしていけば、間違いなく世の中はよくなっていきます。今の少子化も、子育てに金銭的な負担が大きいということが大きな要因になっている。幼稚園、保育園から始まって、高校、大学、大学院。そういうお金が出せない。1人分くらいしか捻出できないから、本当は子供が2人3人ほしいけど1人であきらめる。そういう親御さんが多いわけです。

 まずここから変えなければいけないのに、なぜそこを一番最初にやらないのか。なぜそこを言わないで、選挙の票目当てに一人20万円ばらまくとかそういういい加減なことを言っているのか。私には理解できません。目先のえさで釣るような、利益誘導のようなこんなやり方が正しいとは私にはとても思えない。

 

 若い人の力って、ものすごいものがあります。アップル、マイクロソフト、フェイスブックといった世界のトップ企業は、スティーブジョブズが、ビルゲイツが、マークザッカーバーグが、大学生のころに始めました。大学生が世界を牽引するトップ企業を作っていった。今の日本に考えられるでしょうか。全然考えられません。それは政治が、若い人への投資をしていないうえに、今の世の中に自由がないからです。

 銀行だってなかなか若い人、大学生なんか相手にしてくれません。企業だってそうです。今の日本は本当に風通しが悪い世の中になってしまっていて、若い人が伸び伸びとチャレンジすることができなくなっている。一回正社員から脱落するとなかなか次にいい会社に勤められなかったりする。

 もっともっと若者が再チャレンジできる、「ここは合わないな」と思ったらいくらでも再チャレンジできる、そして自分がやりたいと思ったら起業だってできる。そういう自由で独立性がある社会になったら日本はもっともっとよくなります。だから私は若者たちにもっと独立性と自由を与える、そういう社会に、気持ちからも変えていく必要があると思っています。

 

 しかし、今の、大企業中心の与党、そして大企業の正社員中心の有力野党にはそんな改革は絶対できません。なぜなら、一回就職したら一生安泰という自分たちの今の権益を脅かされないように、今のような非常に固定された社会のほうが彼らには都合がいいからです。

 だから私は今、世の中を大改革する必要があると思っています。

 日本維新の会は企業や団体から一切の献金を受け取っていない、既得権益にとらわれない政党です。だから大改革、日本大改革ができる。改革をして、この静岡も、日本ももっともっとよく回る社会にしていかなければいけない。

 今やらなければ手遅れになる。今ならばまだ間に合う。

 ですから皆さんに、私たち日本維新の会にぜひもっと力を与えていただきたい。そして私青山まさゆきにもう一度チャンスを与えていただきたいのです。