街頭演説を行いました【第二次補正予算】

2月6日(水)呉服町スクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

2月5日、午後7時過ぎから平成30年度第2次補正予算の審議が行われ、自民公明の賛成多数でこれが可決されました。補正予算といっても、規模としては2兆円程度の支出を伴うものです。この補正予算は本来、国の緊急な支出に対して組まれるべきものなのですが、三か年の国土強靭化計画や、自衛隊の施設整備費など、本来ならば次の当初予算に計上されるべき予算が振り分けられていました。

当初予算をなるべく小さく見せたいというのが政府の考え方です。このため、本来次年度の当初予算に計上するべき予算をわざわざ補正予算に組み替えている。このようなやり方を見ていると、財政健全化の視点が全く欠けてしまっていると言わざるをえません。

 

野党各党はほとんどこの補正予算案に反対しました。しかし、野党の反対討論では、補正予算の審議なのにも関わらず、厚労省の統計不正問題についての演説に1/3~半分近くの時間が割かれていました。私は、このような揚げ足取りのような議論に終始するのではなく、正面から正々堂々と議論を行うことが、これからの野党に求められていることなのではないかと思っています。