街頭演説を行いました。

826日(木)本日は、朝は東静岡駅、昼は東急スクエアにて街頭演説を行いました。

 

昨日、厚生労働委員会の閉会中審査が開かれました。

某野党議員は、パラリンピックをやめろとしきりに主張していました。

しかし、パラリンピックと今の新型コロナの感染拡大は全く関係ありません。デルタ株の致死率は0.10.3%にまで低下し、軽症化しています。軽症化した分感染力が強いので、今は日本だけでなく世界中で感染者数が増えているのです。パラリンピックもオリンピックもこの感染拡大には全く関係ありません。

しかし、オリパラと感染拡大を結び付けて叩けば政府与党への攻撃になる。だから一部の野党はそんなことばかり言っているのです。

 

しかし問題はそんなところにあるのではない。

普通の職業に比べれば多額の収入があり、社会的な尊敬を受けている医師。この方達が、国民が必要とするときにコロナに対する診療を十分に提供していない。この問題に踏み込むべきなのです。

例えば、新型コロナ患者用の病床を確保すると、病院は国から1病床あたり最大1950万円、1日病床をあけておくだけでも40万円ほどの補助金がもらえます。これは「患者を受け入れると」ではなく「受け入れる体制にしておくと」です。「コロナ患者を受け入れますよ」と表明さえしておけば、1950万円もの大金が入ってくる。ところが、東京都では、そうやって補助金を受け取っているにもかかわらず、いざ受け入れ要請があるとこれを拒むという補助金詐欺のような病院がずっと放置されてきました。そして、ようやく厚労省がその実態を調査することを決め、患者を受け入れない医療機関には補助金の返還を求めると表明したところ、その途端にかなりの数の病院がコロナ患者を受け入れ始めたというのです。

実際には余力が十分にあるのに、日本医師会は、医療を新型コロナに向けて拡大することにずっと抵抗してきました。そして人々には家に閉じこもっていてくれ、感染拡大をさせないでくれと、上から目線の発言をする。政権与党は多額の献金を受けているのでそんな医師会に忖度する。そして有力野党は政府批判のためにそういうことには目をつぶり、お医者さんは全て正しいのだ、全員ががんばっている。悪いのは全部政府のせいだという攻撃を続けている。

 

政権与党や野党第一党の本来の役割。それは、医療の方達にコロナにもっと前向きに取り組んでいただくようにしていくことであるはずです。新型コロナに感染し、具合が悪くなったらすぐに病院にかかれるようにすること。必要な人がすぐに入院できるようにすること。普通の病気ではあたりまえにできている医療の提供を新型コロナでもできるようにすること。これこそが政治の責任、そして医療の責任なのです。

 

その一番大事なところを放棄して、国民、特に若者たちに自粛を押し付け、自分達が若いときにはさんざん飲みもし、みんなでパーティーをし、どこにでも旅行に行って、青春時代を謳歌したのに、今の若者にだけは、根拠の薄い緊急事態宣言でもって、外出するな、コンパもするな、卒業式もするなと無茶な要求をする。

 

繰り返しますが、新型コロナは軽症化してきています。緊急事態宣言のような大げさな対策をいつまでも続ける必要があるのか。もっと現実を見つめ、新型コロナを社会として受け入れ、その中で重症化する人にはきちんとした医療を届ける。そういう合理的な政策に舵を切るべきです。