街頭演説を行いました。

817日(火)本日は、朝は静岡駅北口、昼はスクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

 ここ静岡でも、20日から緊急事態宣言が再び発令されることになりました。

 東京都では今年の1月はじめから、3週間ほどを除いて、緊急事態宣言とまん延防止措置が出っ放しです。しかしながら一向にその効果は出ていない。つまり、緊急事態宣言やまん延防止措置というのは、あまり効力がないということがはっきりしてきている。

 私は、この緊急事態宣言をはじめとする今の対策は早急に見直すべきだと思っています。

 

 しかし日本医師会は、全都道府県に緊急事態宣言を出せなどと言っています。彼らはワクチンを打っているだけで1日数十万円の報酬を手にすることができる。自分達の収入は安定しているからです。政権与党に一生懸命献金し、あるいは主要な野党に働きかけ、自らの利益を守っているからです。コロナ患者を実際に診ている第一線の医師や看護師が大変な思いをしている一方で、病院自体は大変な利益を得ている。こういう歪んだ構造があるのです。

 そういう今の日本の歪んだ構造、歪んだ政策、こういったものを変えていかなければいけない。しかしそれを訴える国会議員は本当に少ない。今の日本の政策はおかしいんじゃないか、国民に負担をかけすぎではないか、医療システムを整えるほうが先じゃないかということを言う国会議員があまりにも少ないのです。

 

 本来やるべきは、緊急事態宣言などではない。

 感染症の分類を引き下げて、インフルエンザや風邪と同じく、自宅で療養していても、症状が悪化したときにすぐにお医者さんに診てもらえる、そういう体制を整える。これが本来やるべきことです。

 それなのにいまだに飲食店の営業制限をするだとか、デパ地下の入場制限をするだとか、そういう小手先の対策ばかりしている。やりやすいところばかりを狙い撃ちしている。

 

 「保健所がクラスターを追う」そんなことばかりやっていても後追いでしかありません。それをやったからといって感染を防げるわけでもありません。なぜなら、デルタ株が従来株よりも弱毒化していること、ワクチン接種が進んできたことで、無症候者がとても増えているからです。無症候の感染者をあぶりだすなどということはとてもできません。そうだとすれば、もう濃厚接触者の調査などという無駄なことはやめればいい。

 

 そんなことよりもむしろ、感染し、発症した方への手厚い看護、診察といった、医療体制を充実させる方向に舵を切っていくべきです。