街頭演説を行いました。

7月27日(火)本日は、御幸町交差点で朝の街頭演説を、呉服町スクランブル交差点で昼の街頭演説を行いました。

 

昨日、オリンピック卓球の混合ダブルスで、わが静岡県出身の伊藤選手、水谷選手が見事な金メダルを獲得しました。私もテレビにくぎ付けになって一生懸命応援しました。ただ一つ残念だったのは、あそこに観客がいたらなあということ。観客の大歓声があれば、お二人の喜びももっと増したでしょうし、観客も忘れられない思い出を心に刻んだでしょう。

日本選手のみならず海外選手も、無観客にも関わらず非常に熱のこもった試合を見せてくれています。それでも、例えば体操男子団体の銀メダルなど、観客がいて声援が後押しすれば、あれだけの微妙な得点差、結果が違っていたかもしれないと思わずにはいられませんでした。

 

オリンピックでは、選手たちはマスクをせずに熱戦を繰り広げています。一方で審判やコーチはマスクをしている。競技が終わった後の選手は、汗を拭きながらノーマスクでインタビューを受ける。それなのになぜかメダル授与式ではマスクをつけなければならない。

 

日本ではこのように、全く無意味な、そして非科学的としか言いようのない対策がまかり通っています。そしてそれに私たち国民はただ黙って従っている。まるで羊の群れのようです。

 

7月のあたま頃、ロンドンでは連日、規制解除を求めるデモが起きていました。そしてそれに押されるように、イギリスのボリスジョンソン首相は、マスクを含めた全ての規制を撤廃すると宣言しました。規制が解除された7月19日、イギリスの新規陽性者数は39,000人を超えていました。そして今、そこから10日ほどたってどうなったか。何と10000人も新規陽性者が減っている。つまり、マスクや飲食店への規制など、基本的に無意味だということ。これがイギリスが今行っている壮大な社会実験の結果です。

 

ウイルスは、人間のこざかしい知恵などあざ笑うように、増えるときは増え、減るときは減っていきます。今年、RSウイルスが子ども達の間で大流行しました。昨年は、皆がコロナの感染対策をしているので、RSウイルスも流行しないなどと言われていましたが、今年のほうが皆がマスクや消毒などの感染対策をしっかりしているのにもかかわらず、RSウイルスは大流行した。

人為的な感染対策は、実はほとんど効果がないのです。

 

人流が増えると感染が広がると言い続けている分科会の尾身会長の理論の拠って立つものは、自分の主張を裏付けるのに都合のいい「人流が増えたときに感染者が増えた」というたった一時のデータを切り取ったものです。そのほかの時点では人流に関係なく増えたり減ったりしているのにそこは無視し、自分の都合のいいデータだけしか見ていない。

西浦教授も同じです。重症者数が減り、しかも高齢者にワクチンが行きわたって60代以上の重症者が減ったために、今の重症者の方はほとんどが短い期間に退院していきます。ですから、重症者用病床の回転率が上がっているので、東京都では全く医療ひっ迫など起きていません。「重症者数が増えると医療ひっ迫が起きる」という手が使えなくなったので、今度は中軽症者の調整が大変になっている、と大騒ぎしているのが西浦教授です。

なんとかして自分の説の正しさを証明できるように、小さなところでも見つけてきて、その根拠を詳しく説明せずに誤魔化すようにして恐怖を煽り続けている。

 

それが今行われているこの国の対策の正体なのです。