街頭演説を行いました。

1030日(金)東静岡駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

臨時国会が始まっています。今週は菅首相の所信表明演説が行われ、これに対する与野党の代表質問が行われました。

私は菅新政権の、今日本がやるべき課題を具体的に挙げて、それに対して取り組む姿勢を評価しています。批判し、反対するばかりが野党の能ではありません。与党がきちんとした仕事をしているときは褒め、行き届かなかったり、あるいは間違った行動をしているときにはそのことを指摘する。

「是々非々」

そういうあり方こそが日本の政治を進歩させ、社会をより良い方向に導くものだと私は考えています。

ただ、残念ながら今の日本の政治からはそういう姿が失われてしまっています。野党はただ政権の在り方を批判する。与党は自分達と仲のいいところの利益を重視する。新型コロナで皆さんが困っている中、電通のような企業だけが美味しい思いをするというようなことも残念ながらありました。そういう「既得権益、前例主義、縦割り行政」を廃止しようとしてスタートしているのが今の菅内閣です。私はこのスタートは評価していますし、この改革を是非とも推し進めていただきたいと思っています。

ただ、細かいところでは建設的な提言をしていくことも必要です。たとえば新型コロナワクチン。これはすでに巨額の国費を投じて海外の企業との間でワクチン提供の契約をしています。ハイリスク層と言われる70代、80代以上の方にはワクチンの利益が副反応のリスクを上回る可能性が強いかもしれませんが、重症化、あるいは死亡のリスクがほぼゼロと言われている20代以下の方にとってはどうでしょうか。そういうきめ細かな配慮、あるいは副作用をしっかり監視すべきといった提言をする。政府の政策をただ反対する、あるいはただ推奨するのではなく、議員1人1人がきちんと勉強して、その勉強や研究に基づいて言うべきことを言っていく。そういうことも野党の果たすべき役割のひとつだと思うのです。