街頭演説を行いました。

929日(火)安倍川駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

戦後75年。今、日本の社会の色々なところに歪みが生じています。その最たるものは既得権益です。例えば持続化給付金をめぐる問題。電通が一枚かんだあげく、あとは丸投げするだけで100億円を超えるような利益をむさぼる。その一方で、街角の中小企業や商店はコロナ禍で苦しみ、利益を出すどころか、給付金や家賃補助でなんとか食いつないでいる。大企業や、社会に対して支配的な力を持っている者たちだけが有利になる、そんな不公平な世の中がいつまでも続いていいはずがありません。

今の日本には難題が山積みです。しかしやり方によってはチャンスにも変わっていきます。例えば新型コロナ。今、日本では新型コロナがかなりコントロールされ、50代以下の人達にとっては、恐れるような疾患でないことがはっきりしてきています。こういう有利な状況にあるのは世界でも数カ国だけです。

今後、日本はいち早く入国制限も解いていきます。感染症としての扱いも、これまではエボラやペストと同じ扱いであったものをインフルエンザと同じくらいにあらためていく。こういった大胆な政策を菅首相が推し進めていることについて、私は基本的に賛成しています。デジタル庁創設もその一歩です。

今の日本の停滞は、やれることがあるのに今までそれをやってこなかったために引き起こされています。ですから政治が変われば皆さんをとりまく状況も変わるはずです。今の日本がなぜ発展できないのか、どういうところに歪みができているのか、そのことをきちんと考えて国の在り方を変えていく。今の若い方達が大人になり、長い人生の道のりを自分で歩み始めたとき「自分ががんばれば大きな夢が実現できる」と思えるような世の中に変えていくことだってできるのです。そういう世の中を作っていくための改革を、皆さんと一緒にこの静岡でも始めていきたい。私は強くそう思っています。