街頭演説を行いました。

924日(木) 東静岡駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

日本はこれから2050年に向けて、高齢者の割合が今より10%増え、働く人の割合は10%減っていきます。人口構成が不利な方向へと、合計20%も動いていくのです。しかし2050年を過ぎれば、高齢者と働く人の割合は一定となり落ち着きます。ですから私達は、2050年までの間に、今の社会の在り方を組み替え、来るべき新しい未来に向けた体制を整えなければなりません。

今、日本の社会について、あまりうまくいっていないように感じている方もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。例えば社会保障制度。特に医療に関しては、日本は高齢者の方々に手厚い医療制度があり、子ども達の医療費は実質無料に等しい。そして私達もかかりたいときにかかりたいお医者さんにかかることができます。当たり前のようですが、こういうシステムが整備されているのは日本だけです。この制度を、この先もきちんと維持できるように、私達は財政のこともちゃんと考えなければなりません。そして、日本という国をますます発展させて、私達が生きていく喜びや幸せをもっと感じられる社会に作り直していかなければなりません。

そのためには何をすべきか。

私は、教育制度をもっと自由で伸び伸びとしたものに変えていくべきと思っています。

日本では、GAFA(※GoogleAmazonFacebookApple)のような、世界に羽ばたける企業が絶えて久しくなっています。なぜでしょうか。それは自由で伸び伸びした空気が日本に欠けているからです。今の教育制度では、子ども達が自分の頭でものを考え、のびのびと自分の発想を大事にするということに割ける時間があまりにも少ない。均一化された答えや道徳に従い、新しいチャレンジや新しい発想というものが生まれにくい。人のいう事をよく聞く素直な良い子ばかり。

安定した企業に入って一生そこで過ごしていくことも人生の安定には重要かもしれません。しかし、もっと自由に考え、チャレンジ精神にあふれた若者たちが多い社会、チャレンジを望む者がどんどんチャレンジしていける社会、そんな自由な選択がもっと整備されている社会も私は素敵な社会だと思うのです。日本をもっと自由で、楽しく明るい社会にしていくことも、政治を変えれば可能なのです。