街頭演説を行いました。

93日(木)呉服町スクランブルの一角をお借りして街頭演説を行いました。

本日もここのところ繰り返しお話しさせていただいている新型コロナの最近の状況について、意見を述べさせていただきました。

 

昨日行われた専門家会議では、死亡率は全体で0.9%に低下し、70代以上の死亡率も大幅に低下しているという報告がありました。私の事務所で厚労省のデータを集計してみたところでも50代未満の死亡率はほぼゼロ。60代でも1%未満。確かに70代以上で持病をお持ちの方にとってはハイリスクな病気ですが、経済や社会を全て台無しにしてまで対応しなければならないような疾患でないことが明らかになりつつあります。

専門家会議の押谷教授も、新型コロナ感染のリスクと、経済・社会が悪化するリスクを勘案して、どの程度の対策が必要なのか国民的議論を行い、見極める時期がきているというお話をされていました。

小売業、飲食業を中心として、今、多くの方が苦しんでいます。やがてはこれが社会全体に波及してくるでしょう。日本のGDP3分の1も減少しているのです。日本全体が今、この新型コロナという見えない敵におびえて内部から崩されてようとしています。

しかし私達は、そろそろ今の「怯えすぎ」の状態から、本当に必要な対策は何なのか、必要以上に恐れて生活があまりにも不自由になっていないか、そういうことを考えるべき時に来ているのではないでしょうか。

例えばマスク。人通りの多い商店街や店内では確かにマスクは必要かもしれません。しかし人気のない風通しのよい近所の道路を歩くときはどうでしょうか。あるいはほぼノーリスクであることがはっきりしている子ども達にマスクをつけたまま運動をさせる必要があるでしょうか、修学旅行を中止させる必要があるでしょうか。

このままでは新型コロナではなく、我々の心によって社会が破壊されていってしまいます。是非皆さんには、これからも続いていくWITHコロナの社会で何が必要なのか、何が不要なのか、私達と一緒に考えていただきたいと思います。