街頭演説を行いました。

8月20日(木)本日は安倍川駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。

  昨日、厚生労働委員会で新型コロナウイルスに関する閉会中審査が行われ、私も質疑の機会をいただき、加藤厚労大臣と議論を行いました。

 あまり報道されていませんが、日本の新型コロナウイルスの状況はだいぶ変わりつつあります。テレビや新聞では新規感染者が増えた、クラスターが起きたということばかり言っていますが、実はこのウイルスはだんだんと姿を変えてきています。実は6月24日以降、50代未満の方の死亡者は1人も出ていません。50代未満と50代以上とで、新型コロナウイルスは全く異なる姿を見せているのです。

 現状はマスコミが新型コロナウイルスはとんでもなく怖い疾患だという方向で煽っていますが、実はだんだんとコントロール可能なもの、インフルエンザ寄りの疾患に近づいているというのが実態です。過剰な反応、過剰な自粛は不要な段階にあるのです。ところがそういうことをマスコミは伝えません。なぜならそういう風に煽っていれば楽だからです。番組作りも楽だし視聴率も稼げる。しかし世の中はコロナ一辺倒では成り立ちません。

 先日、GDPが発表されましたが、年率換算でマイナス27.8%。つまり日本の国の3分の1近い収入が失われつつあるというのが今の社会です。そうなればやがてはサラリーマンも公務員も自営業者の方も、収入が3分の1減るおそれもある。新型コロナをおそれるばかりでは社会は回っていきませんし、ひいては皆さんの不自由に繋がっていってしまいます。

 そろそろマスコミも、PCR検査、あるいは新型コロナはコワイ、アブナイ、そういう洗脳から抜け出すべきです。

 正しく理解し、正しく恐れる。マスクや手洗いなど最低限必要の対策をとった上で、恐れすぎずにやっていく。新型コロナに対する正しい対策は、むやみに外出自粛や移動制限をするのではなく、重症者用の医療施設を整え、軽症者用の宿泊施設を整えること。大阪ではそれをきちんとやっている。だから重症者が多少増えてきても慌てず動ぜず。私は日本全国でそれをやるべきだと思っています。