街頭演説を行いました。

9月25日 呉服町スクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 今、金の価格が数十年ぶりの高値になっていることをご存知でしょうか。アメリカでは株価も上がり続けています。そして土地の価格では一部でバブルの兆候すらあると言います。これはなぜかと言えば、日本でもアメリカでもお札を増刷し続けているために、お金というものがあまり信頼されなくなっているからです。

お金の信用がなくなって困るのは誰でしょうか。一番困るのは普通の方々、庶民の方々です。円の価値が下がっていけば、皆さんの大切な預金の価値はどんどん下がっていきます。お金持ちならばアメリカの株や国債、不動産に投資するなどして自分のお金の価値を保持するために取り得る手段がありますが、普通の庶民は自分の財産が目減りするのを指をくわえて待っているだけ。そんな不公平な社会がやってきてしまうのです。

間もなく消費税が上がりますが、この消費税について撤廃すべきと主張する政治家や政党もいます。「足りない分のお金はお札を刷って賄えばいい、税金など取らなくてもいい」と言うのです。しかし、そんなことを続けて行けば、円の信用が失われ、インフレが起こる。そしてそのしわ寄せは普通の庶民にのしかかってくるのです。