8月23日 静岡駅の一角をお借りして街頭演説を行いました。
どんな家庭にもカラーテレビがあり、どんな家庭にも洗濯機があり、そして一人一人が皆スマートフォンを持っている。そういう行き届いた今の日本において、昔のような、物がなくて、皆が物が欲しくて仕方なかった時代の高度経済成長が果たして望めるものでしょうか。
今の日本は、モノではなく、レストランなどのサービス産業が伸びている時代です。そういう現実を素直に見つめて、これ以上無理な経済成長を望むのではなく、今の経済あるいは今の日本の優れた在り方をどうやって守っていくのか、どうすればこれ以上の衰退を防げるのか、どうすれば人口の減少を逆手にとってより良い暮らしが実現できるのか、そういう方向に目線を切り替えることも必要なのではないでしょうか。
例えば、人口が減っていけば、土地の価格が下がるのが普通です。地価が下がればアパートの賃料も下がる。そうなれば持ち家がなくても、家賃という固定経費の支出が減るわけですから、皆さんの暮らしは楽になっていくはずです。
やり方は色々あるはずです。昔ながらのパターンを踏襲するだけの政治はそろそろ見直すべきです。
