街頭演説を行いました。

 731日 伝馬町東急スクエア前の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

 今の日本の予算の中で、一番大きなウエイトを占めているのは社会保障費です。後期高齢者の方々の医療費、あるいは皆さんの医療費の国の負担分、あるいは生活保護費などの社会保障費が、今年の約100兆円という予算の約34兆円を占めています。よく野党は、防衛費が増えていると言いますが、実は防衛費は5兆円にしかすぎません。予算の5%だけです。この社会保障費の増加に伴い、税収だけでは足りず、無理を重ねて国債という名の借金で賄ってきたために、予算に占める国債の利払いの割合も増えてしまっているのです。

 私は今のままの無茶な財政が維持可能とは到底思えません。

 野党は消費税を悪だと言い、正義の味方のような顔をしていますが、それでは結局借金を増やすことになり、若い人達の負担を増やすだけです。足りない分の予算を国債で賄ってきたがために、国の借金は30年間で10倍に増えてしまっているのです。こんな無理がいつまでも続くはずがないのです。

 そろそろ、今の無責任な政治は終わらせなければなりません。そして、日本の素晴らしいシステムを守っていくためには、負担も甘受しなければなりません。厳しい現実や負担も国民の皆さんにきちんと提示する、日本が沈没しかかっている現在の姿も提示した上で、今後のやり方を考えていく、そんな政党がそろそろできるべきと思います。