街頭演説を行いました。

730日 呉服町スクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

今、日本は高齢化しています。人口はどんどん減少し、2050年には15歳から64歳までの働き盛りの人口の割合が50%に減り、一方で65歳以上の方の人口が40パーセントに増えます。つまり働く人と支えられる人の割合が同じくらいになるのです。これは日本の社会にとってかなり大きなインパクトを与えることになります。今の社会制度が続いていけば、2050年に向けて、若い方の肩には重荷ばかりが積みあがっていくことになります。そしていざ自分が社会保障の世話にならなければならないとき、皆さんを支える支え手は少なくなってしまっているのです。

この2050年という大きな節目の年に向かって、日本という国の体制を本格的に見直すべき時期にきています。

ところが、政治家は何の手も打とうとしていません。それはなぜか。これを言い出した途端に、どういう風に今の日本を変えるかという重い議論をしなければいけなくなるからです。

今の政党はこのような大きな議論は全くしません。目先のことにとらわれ、バラマキ政策、興味本位の政治が行われている。今、日本は本当に進むべき道を進んでいません。今回の参議院議員選挙の投票率が50%を割り込んだことも、政治家、政党に責任があると私は思います。しかし、国民がここから目を背けてしまえば、不利益は全て我々国民自身にふりかかってきます。そうなってからでは遅いのです。

2050年まであと30年。我々はこの30年という時間を有効に使わなければなりません。