街頭演説を行いました。

 6月4日 呉服町スクランブル交差点の一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

 お金というのは紙切れです。

 皆さんお財布の中を見てみてください。1万円札は何でできていますか?単に紙に印刷をしてあるだけです。それがなぜ価値があるのか。それは我々や海外の人々皆が、日本の円というお札は価値があると思い込んでいるからです。

 ではなぜその思い込みが通用するのか。

 それは日本という国に対する信頼があるからです。

 ところがもしも、すでに使い道が決まっている消費税を上げない、あるいは撤廃するということになったらどうなるのか。そして足りない分は借金で賄うということになったらどうなるのか。それは確かに皆さんにとってはウケがいいかもしれません。しかしそんなことをもし本当にやったとしたら、次にあるのは海外から日本への信用の失墜です。ただでさえ、海外の投資家や経済評論家からは、日本の財政はもってあと3年、5年ではないかと言われています。

 怖いのはわずか2%の消費税上げではありません。本当に怖いのは日本の政府、日本の通貨に対する信頼が失われ、1970年代に起きたような狂乱物価(異常な物価高騰)が再び起こることなのです。