街頭演説を行いました。

 5月24日(金)伝馬町通りの一角をお借りして街頭演説を行いました。

 アメリカでは、新しい政策を進めようとするときには、必ず財源を確保しなければいけないというルールが定められています。ヨーロッパではさらに厳しいルールが課せられていて、それに反すると最悪の場合は制裁金まで払わなければなりません。先進国の中で、こういう事に何のルールもなく、国債だけをたよりに国の財政をやっているのは日本だけです。
 この10月から保育所の無償化が始まります。保育所の無償化によって助かるお父さんやお母さんがたくさんいます。月に3~5万円もかかる保育所が無料になる。とてもいい政策です。
 この政策を実行するには当然ながらお金が必要です。消費税の増税分がこれに充てられることが決まっています。政治家の中には、消費増税を凍結、あるいは消費税の撤廃を主張している人達がいますが、すでに使い道やその制度も決められているのに、消費税上げをやめ、財源は借金で賄う。そんないい加減なことでいいでしょうか。そんないい加減な国を誰が信用するでしょうか。
 日本の信用がなくなったら何が起こるのか。それは円安です。そしてそれによって巻き起こされるインフレです。物価が2~3倍になったときのことを想像してみてください。2%の消費税率上げよりももっと怖いのは実は物価高なのです。