街頭演説を行いました。

 9月29日(水)本日は、朝は静岡駅北口、昼は東急スクエアの一角をお借りして街頭演説を行いました。

 

 「国会議員」これは仕事ですから、議員達がどういう質の仕事をしているのかということが、本当はきちんとチェックされるべきです。ところがそういうところがチェックされることはほとんどありません。

 有力野党などはよく、国会を開け開けと言います。しかし国会を開いても、議員の中には、確たる根拠もないような思い付きのような内容を、大声で怒鳴りちらすようにやっている人がいる。質問の質が低いので、答えるほうの大臣は適当に答える。しかしそんなことをいくらやっても時間の無駄でしかありません。国会がまさに空洞化しているわけです。

 

 その空洞化の責任は全ての人にあります。当の議員にももちろん責任がある。大臣にも責任がある。そしてマスコミにも責任があります。国会で空虚な議論が行われているという実態を伝えようとしない。議論の質などおかまいなしで、ニュース種になりそうな時だけ一斉にテレビカメラを持ち込んで報道する。しかしそれ以外はどんな質疑が行われているのかチェックしない。そして国民も、自宅に挨拶に来てくれるとか、自分の勤務する会社や団体がその議員を支持しているからそこに投票するけれども、その議員がどういう国会活動をしているかはチェックしない。

 

 しかしこんなことを続けていては、世の中は良くはなりません。

 

 新型コロナ対策も同じです。

 例えば緊急事態宣言。ここ静岡を含め、全国で間もなく解除になりますが、それでも行動制限の緩和は段階的に、と尾身会長は言います。行動制限に意味があるというのなら仕方がありませんが、意味がないことほぼ明らかなのに、なぜまだ続ける必要があるのか。そして、なぜ効果もないようなことを1年半以上言い続けてきた「専門家」とやらのメンバーを一新して、もうちょっと科学的に物を考えられる、もうちょっと自分の言っていることだけではなくて客観的に考えられる人を使おうとしないのか。私には全く理解できません。

 現状評価はどうなのか、今やっていることは効果があるのか。こういうことを科学的、客観的に検証し、効果のない対策はとりやめていくべきなのです。

 

 本日、自民党の総裁選が行われます。どなたが選出されるかはまだわかりません。

 これ以上根拠のない対策で国民の自由、あるいは営業の自由を制限するような方が首相になっていただきたくない。

 それが私が今、一番に願うことです。