清水税関支署の視察

1225日(水)名古屋税関の清水税関支署に視察に伺いました。

  冒頭、名古屋税関長、清水税関支署長から、税関の役割や取締対象物品、検査機器等々についての詳細なご説明をいただきました。

 その中で、航空需要の拡大やクルーズ客船の寄港増加、大型化により、訪日外国人旅行客が増加していること、2020年オリンピックに向け訪日外国人旅行客の更なる増加が予想されることから、税関の業務が増大しつつあり、その体制整備のために人員の確保が急務であることなど、現状での問題点についてもご説明をいただきました。

  税関は日本と諸外国との水際にあって、日本の安全や安心の実現のために大変に重要な役割を担っています。税収への貢献はもちろんのこと、違法薬物やテロ関連物資の密輸入などの水際阻止は、日本の健全な社会を維持するために極めて重要なことです。私たちの目に触れないところで地道な努力を続けておられる税関職員の方達の努力によって、私達の生活が支えられているのだと改めて実感いたしました。

  半日という短い視察日程ではありましたが、現場で働く職員の方々からの御意見やご要望など、生の声もたくさんお伺いすることができました。また、監視艇「はごろも」に乗船しての港内巡回、コンテナ検査センターでの大型X線検査装置の視察など、実際に職員の方々が従事されている現場も拝見させていただき、大変有意義なものとなりました。