浜松市で街頭演説を行いました。

7月30日(金)本日の街頭演説は浜松市へ。

 新浜松駅の駅頭をお借りして街頭演説を行いました。

 

新型コロナ騒ぎがいつまでも続くことによって、経済的に困窮する方がいます。子ども達も色々な活動の制限をされています。修学旅行も制限され、先日も学校関係者に陽性者が出たというだけで、あやうく有力校が甲子園出場辞退ということになるところでした。昨年は、特に10代の女の子の世代で自殺者が大きく増えてしまった。結婚数も出生数も激減し、出生数は、年間85万人くらいのところから1割ほど減ってしまう見込み。85万人の1割と言えば8万5000人。新型コロナによる死亡者数よりもよほど多い。

新型コロナで大騒ぎしている間に、わが国にはこういうものすごい歪みができてしまっているのです。

 

去年の春先。新型コロナ感染症が拡がりはじめ、右も左もわからなかったときにとられていた対策をそのまま続けている。これは大間違いです。新型コロナはもうコントロールできるようになっています。いつまでも大騒ぎするべきではないのです。

そして、感染したら原則入院という今の感染症法上の取扱いもやめたほうがいい。なぜならば、これが医療の妨げになっているからです。

 

皆さんは、今政府が、新型コロナを感染症法上1類・2類相当にしているおかげで、十分な医療が皆さんに提供されていると思っているかもしれない。大間違いです。「自宅療養」「ホテル療養」と「療養」という名前をつけていますが、その実態は医療からの隔離です。 皆さんが新型コロナにかかったら大変困ると思うのは、万が一コロナにかかったら隔離されてしまう、あるいは周りの人が濃厚接触者になったらその人にも迷惑をかけると思うからというところも大きいのではないでしょうか。だから逆にお医者さんにもいかない。こういう不自然な状況は、感染症法上の分類を今の1類2類相当から変えればただちに改善することです。

新型コロナ以外の病気、たとえばインフルエンザなどで具合が悪くなったら皆さん、一回お医者さんに行って、その後は自宅でおとなしくしていることでしょう。だけどお医者さんは「何か具合が悪くなったらまた来てね」と言います。ところが新型コロナでは、陽性になって自宅で療養していて、具合が悪くなっても病院に行くことができない。自宅から出るには保健所の許可がいるからです。

 

新型コロナに対する対処法が何もわかっていなかった去年の春頃だったらこの方法でもよかったかもしれない。しかし、今はコロナの重症化を防ぐためにステロイド薬を投与するという方法もあるし、軽症のうちに投与すれば重症化を7割抑えられるという大変期待される新薬もできた。

 

新型コロナを特別扱いして医療から遠ざけるよりも、普通の疾患と同じように取り扱いを変え、具合が悪くなったらすぐに病院にかかれる、あるいは早めにお医者さんに行って予防薬の投与をうける、そのほうがよほど合理的です。