東日本大震災復興特別委員会で質疑を行いました。

3月9日(火)東日本大震災復興特別委員会で質疑を行いました。

 

 モーメントマグニチュード9.0という、近代的観測システムが整ってからは史上最大規模の大震災が東北地方を襲ってから10年が経とうとしています。これまで、被災された方の懸命なご努力と政府及び地方自治体の取り組みで復興が進められてきました。

一方で残念ながら、今後も南海トラフの巨大地震、富士山の巨大噴火等の自然災害に直面するときが来るのが日本の宿命です。また、新型コロナ禍により、我が国の財政事情は益々痛んでしまい、今後の巨大災害に対する財政的対応が限られざるを得なくなる可能性があります。そうしたとき、東日本大震災の復興経験はリスク管理の経験として大変貴重な財産になるものであり、有用な政策を精査することは極めて重要です。

 そこでまず、これまでの施策について有効性の評価がなされているか、これまでの事業について費用のかけ方、より少ない費用で効果を上げられないか、という観点から見直しや評価、検討は行われているか、政府として今後復興計画を仕上げていくための課題としてどのようなものがあると考えているかといった点を問いました。

また、最も困難な課題の一つ、福島第一原発事故の処理について、福島第一原発事故が復興に及ぼしている影響や、廃炉作業の進行状況、今後の課題などについて問いました。

 

本日の質疑の様子は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ202139日 東日本大震災復興特別委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。