日弁連主催の院内集会に出席しました。

 2月7日(木)日本弁護士連合会主催の院内集会に出席しました。 

 かつて、弁護士・裁判官・検察官をめざす司法修習は国費給付で行われてきましたが、H23年から給付が貸与に変えられ、若い法曹人材がスタートから借金を背負うことになりました。しかし、それではやはり優秀な人材を集めることは出来ないということで、H29年から改めて制度を給付型に戻すことになりました。
 この結果、H23年~29年までの6年間に司法修習生であった人だけが貸与資金の返済を余儀なくされる「谷間世代」となってしまったのです。
 日弁連を中心にその窮状をなんとか救済しようと運動が進められており、本日はその院内集会に駆けつけました。司法は国の礎の一つ、国が率先し人材育成に取り組むべきものです。私としても「谷間世代」問題の解決に向け力を尽くさせていただきたいと思っています。
 集会ではご挨拶の機会もいただきましたので、米トランプ大統領の暴走にストップをかける米司法の役割に言及しつつ、若手中心の法曹改革・司法の活性化に向け、会場を埋める多くの若い弁護士の皆さんにエールを送りました。