名勝三保松原の保全対策について

2018年3月16日文化庁文化財記念物課長をお呼びして、名勝三保松原の保全対策につ
いてヒアリングしました。

三保松原は、静岡市清水区にある景勝地で、富士山世界文化遺産の構成資産に指定さ
れています。
ところが、景勝地のシンボルである「羽衣の松」の土壌に「固結層」が生成され、大
雨時には表面流出が激しく、樹勢の衰えの原因となっていることが地質学者の塩坂先
生の調査で判明しました。

文化庁に対策の現状を問うたところ、日常的に静岡市・静岡県・文化庁で協議しなが
ら「マツ材線虫防除」や「土壌改良対策」を講じている、先生のご指摘は県に伝え
る、との回答を得ました。
文化庁は、今後も対策の進捗状況を定期的に報告をしてくれるとの事でしたので、地
元からの要望を随時お伝えしながら、問題解決に取り組んでまいります。