厚生労働委員会で質疑を行いました。

5月12日(水)厚生労働委員会で質疑を行いました。

 

最初は介護施設への防疫対策について。

神戸では133人規模のクラスターが発生し、25人が亡くなるという深刻な事案が発生しています。

緊急事態宣言に付随する基本的対処方針では、医療・高齢者施設の入所者・従事者等の集中的検査実施などが盛り込まれていますが、残念ながら結果に結びついているとは言えません。この施策をより実効性あるものとするための具体策や、活用が予定されている800万個の抗原検査キットの配布先や発送時期、また、陽性者が出た場合の人的援助等について問いました。

 

 また、医療体制の整備、高齢者施設や医療施設等への頻回検査といった本当に必要な対策が放置される一方、「人流を抑制する」ためデパート、飲食店、国民への自粛要請が行われています。こういったある意味ちぐはぐな対策に違和感を覚えている国民は少なくないのではないでしょうか。政府あるいは分科会には対策を精選し、ダイレクトに効果のある直接的な対策を優先すべきではという点について尾身会長のご意見を伺いました。

 

 そして変異株について、若い方が重症化しやすい、毒性が強い、若年層の感染者が増加しているというイメージが果たして正しいのかについて、東京都や厚労省の公表データ等を示して尾身会長、田村大臣に問いました。

 

 このほかサーフィンや登山といったアウトドアアクティビティに対してまで批判的な報道がされることについての是非や、変異株に感染した方の退院基準等について質疑を行いました。

 本日の質疑の様子は衆議院インターネット審議中継のビデオライブラリ2021512日 厚生労働委員会)でご覧いただくことができます。お時間のあるときに是非ご覧ください。